ホームステイで失敗しないためには?必ず覚えておきたい4つのこと
ホームステイとはその国の一般家庭に住み、生活を体験することです。留学生はホームステイをする方が多いと思いますが、初めて言葉も通じない国で、いきなり知らない人と生活を始めるのはとても不安ですよね。
今回はホームステイ先での体験を踏まえて、ホームステイで失敗しないために気をつけるべきことをご紹介していきます。
ホームステイで失敗しないための4つのこと
1)ホームステイの選び方
ホストファミリーは自分で選ぶことはできませんが、斡旋してくれるエージェントなどにある程度条件を出すことはできます。
①ネイティブスピーカーであるかどうか
学校などに通うので気にされない方もいるかと思いますが、家でも綺麗な英語を学びたい方は必須にする事をオススメします。私はカナダでホームステイをした際はこちらを必須にし、逆にオーストラリアではアジア人のご家族にお世話になりました。
ネイティブのホストファミリーは綺麗な英語を学べる反面、カロリーの高い食事で偏ってしまいましたが、アジア人のホストファミリーは食事が日本人の舌に合うことも多いため、どちらにもメリット・デメリットがあります。
②他にホームステイしている留学生がいるどうか
他に留学生がいると、仲良くなれば一緒に出かけたり、英語の勉強をする事ができますが、うまくいかない場合トラブルになる可能性があります。私はカナダでは留学生のいないお家を選び、オーストラリアでは留学生のいるお家を選びましたが、どちらも部屋は一人部屋である事を条件にしました。
個人的には、同じお家に留学生がいる方が情報交換もできますし、居心地が良いと感じました。
③子どもがいるかどうか
家庭に子どもがいるかどうかで生活スタイルも変わってきます。私はカナダでは子どもがいない家庭、オーストラリアでは子どもがいる家庭を選びました。子どもがいると、一緒に遊ぶ時間が増えるため、宿題などをしていても「遊ぼう!」と誘われ、自分の時間は減ると思います。
しかし、子どもがいると雰囲気も和むため、子どもが好きな方にはオススメです。
④アレルギーがあるかどうか
私は動物のアレルギーがあるため、動物のいない家庭を選びました。食事のアレルギーなども事前に伝えておきましょう。また、タバコの煙などが嫌な方は禁煙家庭を必須にすると良いです。
2)ホストファミリーごとのルール
ホームステイに行くと必ずと言っていいほど、その家庭のルールを説明されます。説明がない場合でも、後々トラブルになるのを防ぐために自分で確認し、必ず守りましょう。
①食事
基本的に食事はホームステイ料金に含まれていると思います。自分で料理をしたい時は食材を勝手に使わずに、必ず確認しましょう。また、夕飯がいらない場合は必ず事前に伝えましょう。
日本人は嫌いなものも無理して食べてしまいますが、海外では嫌いなものや苦手なものはハッキリ伝えた方が良いです。また、残してしまうのも失礼だと思って無理に食べてしまう方も多いですが、事前に少食であることや、量を減らして欲しいなど、怖がらず伝えましょう。海外の方は案外気にせず受け入れてくれます。
②掃除・洗濯
掃除当番があったり、洗濯は週に1回までなど決められていることも多いので確認しましょう。また、洗濯をあまり遅い時間には回さないように配慮しましょう。
オーストラリアのホストファミリーのルールに、毎朝髪の毛をガムテープで掃除するというルールがありました。細かいルールを決めているホストファミリーも多いので、気になる点があれば確認しましょう。
③シャワー
夜は何時以降は入ってはいけないという条件があるホストファミリーが多いと思います。また、シャワーは5分以内、毎回バスルームの水を拭く、などのルールもあります。難しいと思ったら相談するのも良いですが、基本的にはそのお家のルールを守りましょう。
④友達を呼ぶとき
友達を家に呼びたい場合も必ず、ホストファミリーの許可を取ってからにしましょう。私のホストファミリーは基本的に友達を呼ぶことは禁止されていました。
3)お土産を持っていく
ホームステイ先にお世話になるので、なるべくお土産を持って行きましょう。日本らしいものだととても喜ばれます。子どもがいる家庭では、けん玉や折り紙などを持っていき、一緒に遊ぶのも良いですね。
お土産についてはまた別の記事で詳しくご紹介していきたいと思います!
4)トラブルになったら
ホームステイ先では他人同士が一緒に生活するわけですから、留学生同士やホストファミリーとトラブルになるケースもあります。些細なことでも生活を一緒にしていると、小さなトラブルになることは誰にでもありえます。
トラブルになったら、まずは自分で直接ホストファミリーへ意思を伝えることを心がけましょう。言いにくいとは思いますが、海外の方はハッキリ伝えると、意外にわかってくれます。それでも解決が難しい場合は、エージェントに相談しましょう。
今回はホームステイ先で失敗しないために覚えておきたい4つのことについてご紹介しました。
シェアハウスもそうですが、最初に契約する際は1ヶ月などの短期で契約をして、良ければ延長するというのが安心です。合う、合わないというのは誰にでもありますので、無理せずにエージェントへ伝えましょう。
ホストファミリーによっては、絶えず留学生を受け入れているお家も多いため、滞在延長が可能かどうかは事前に確認しておきましょう。
ワーホリで失敗しないシェアハウスの探し方はこちらをぜひ参考にしてください!